2022/01/28
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四十肩・五十肩の症例と治る過程

ある日、突然、肩に激痛が起こったら・・・

それは肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)かもしれません。

四十肩・五十肩の原因

○加齢による関節滑膜や筋肉・腱などの性質変化

○血液循環の悪化

○運動量の低下

○同じ姿勢での長時間作業(デスクワークなど)

などがありますが、原因は完全には明らかになっていません。

ほとんどの方はこれといったきっかけがなく発症しています。

四十肩・五十肩が起こるメカニズム

➀発症期

加齢により血液循環が乱れて悪化し、肩の周辺組織が炎症を起こす。

きっかけがなくじわじわと痛みが強くなってくる。

②炎症期

炎症により腫れや痛みが生じ、肩や腕を動かすと激痛が走り、何もしなくても痛みがあります。

夜間痛などもあり、睡眠が障害されることもあります。痛みを我慢して慢性化させてしまうことがあるため

早めの受診をおすすめします。

③拘縮期

炎症期に比べると痛みが落ち着いてくるが、肩の可動域が狭まってしまい

、腕を上まで上げることが出来ない状態になる。

④回復期

痛み可動域ともに少しづつ回復してきて、ピンポイントでここが痛いというのがわかるようになります。

この時期に良くなってきたからと油断するとまた②に戻って痛みが出ることが多いです。

このように②⇨③⇨④と繰り返して、1~2年程度患う方もいます。

やってはいけないこととしては炎症期に積極的に肩を動かすことです。

炎症が起きているということは、筋肉が凝り固まっているわけではなく、

痛めている状態ですので、この時期に運動を取り入れてしまうと悪化します。

少しづつ動かしていくのは痛みが落ち着いてきた③の状態から行っていくと良いです。

ただ、硬いからと無理やり動かしていると悪化しますので、軽く行うようにしましょう。

当院での施術

当院にも、四十肩・五十肩の方が来院されています。

来院された方の状態が上記のどの状態かを判断して適切な処置を行っていきます。

何もしないより圧倒的に早く回復していきます。

下記に四十肩で来院された方の治療経過ご紹介させていただきます。

四十肩・五十肩でお悩みの方は参考にしてみてください。

四十肩症例 治療経過

○S様40代男性

当院に来院される3か月前に左肩関節炎を発症。

整形外科や総合病院で検査やリハビリを行うものの思うように改善せず

当院へ来院されました。

当院へ来院されたときは腕は真横までしか上がらず、激しく痛みを訴えていました。

夜間痛もあり、寝返りもうまく打てない状況で睡眠不足の日々がある状態でした。

上記の動画がその時の様子です。施術後は肩関節の可動域が上がり動きが良くなっているのがわかります。

S様は週に2回の来院で続けてご来院されており現在も継続治療中であります。

2カ月継続された後の肩関節の動きをご覧ください。

比べて頂くと非常に滑らかに腕を上げることが出来ています。

痛みも波がありますが、以前よりも良くなってきている状態です。

趣味であるゴルフも痛み前までとは言わないまでも楽しめるようになってきたとのことです。

四十肩・五十肩で痛みが長引いていてお悩みの方、あきらめずに

当院までお気軽にご相談ください。お力になれることがあると思います。

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