骨や筋肉の問題

長時間にわたる作業や同じ姿勢を取り続けることによる筋疲労で起こる腰痛と、骨盤の歪みや腰椎の変形などで起こる腰痛があります。これらの状態を放置したまま過ごしていると、ちょっとした動作で急に腰を痛めてしまうことがあります。

神経の問題

脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニア・梨状筋症候群などによる坐骨神経痛は、筋肉や周りの組織が何らかの形で神経・血管を圧迫することで、痛みやしびれが起こる症状です。これらは歩行時や前屈姿勢などで負担がかかり、引き起こされることがよくあります。

内蔵の問題

腎結石・子宮筋腫・胆管結石・便秘や下痢・消化不良などの症状も、腰の痛みとなって現れることがあります。内蔵の調子が悪いときは、腹部の筋肉が緊張することが多くあります。これらが原因となって腰が本来の動きを行いにくくなり、腰に負担をかけてしまいます。

ストレスなどの心理的要因

日常的にストレスが多い方、そしてストレスに上手く対処できない方はマイナスの感情を頂きやすくなり、姿勢が崩れてしまいます。また、痛みが長く続くことによってさらにストレスがかかって慢性化したり、脳がストレスを感じることで腰痛が引き起こされるようになり、治りにくくなります。

妊娠や月経など女性特有の症状

女性ならではの月経・妊娠などが原因となり、腰痛が現れることがあります。